仕事をして少しでも家計の足しにしたいという主婦の方は多いでしょう。
しかし、ブランクが長すぎたり、子供がいるからという理由で面接に落ちたりと現実は厳しい場合もあるかもしれません。
そこで今回は仕事が中々見つからない、あるいは面接に呼ばれても落ちてしまうことが多いという主婦の方向けに現状の分析と解決策などをご紹介していきます。
求職中の主婦の中には簿記やIT系の資格などを持ち、スキルや過去にそれなりの経験がある方でさえも、ブランクを理由に面接に落とされるケースがさえあると言われています。
特に子育て中の主婦は子供が急に熱を出して仕事を休まなければいけなくなったり、子供の学校行事など様々な制約があります。
採用する側でも、就労可能な時間が読めない方を採用するのは敬遠しがちなことが現状です。
1人1人の仕事への考え方や求めるもの、さらに置かれた状況は異なるため、根本的な解決策というものはなかなか難しいです。
応急処置として1つ挙げるとすれば、発想を転換することではないでしょうか。
例えば今までの経験が生かされないのではないかという不安などから、過去にそれなりの仕事経験がある主婦がキャリアチェンジをするというのはなかなか難しいものです。
もちろん仕事なら何でもいいという訳ではありませんが、一度考え方を思い切り変えてみるのもいいかもしれません。
上記のように中々仕事が見つからない、ブランクや未経験がネックになるという主婦の方は、そのような制約がない仕事を見つけるように発想転換をしましょう。
未経験歓迎で求人数が多い職種としては、倉庫や工場などでの軽作業の仕事があります。
特に多くの人がネットショッピングを利用する現代では、倉庫の商品ピッキングや梱包を行なうスタッフは常に慢性的な人手不足となっています。
同様にそのような商品を自宅まで運んでくれる配送業も人手不足で悩んでいる業界です。
宅配会社では主婦の力も取り込もうと昨今では短い時間でも働けるようにシフトに工夫をしたり、軽い荷物に限定して自転車で限定されたエリアだけを運ぶといったポジションも用意しています。
また家の近所で比較的簡単に見つかりやすいレストランや飲食店のホールスタッフの仕事も候補になるでしょう。
少子化もあり、かつては学生におなじみのこのような飲食系の仕事も人手不足となっており、要領さえ覚えれば未経験やブランクありの主婦の方でもストレスなく仕事ができます。
職場には同じような境遇の主婦も多いので、話も弾みますし、人間関係もそれほど深くならないので気楽に仕事ができるでしょう。
上記3つの仕事はじっとしていることが多いオフィスワークよりは、少しでも身体を動かしたいという主婦には向いている職種といえるでしょう。
ネット社会の現代では、在宅ワークの種類も多く、仕事自体が実に多様化しています。
在宅ワークには、ネット上で仕事を受注して納品する記事ライターや商品撮影の仕事、ホームページ作成やデータ入力、アプリ開発など実に多くの仕事が見つかります。
ネット環境させあれば、いつでもどこでも好きな時間帯に好きな場所で働けます。
他にも昔ながらの内職的な仕事として、アクセサリー制作や手紙の宛名書きの仕事などもあります。
在宅ワークはそのような仕事を専門に紹介している会社に登録後して、興味のある仕事に応募して、仕事を請ける場合や個別に紹介された仕事を仕上げる場合などがあります。
いずれにしても未経験やブランクを気にせずにできる仕事が多くありますので、自分の適正や興味のある分野で仕事をすることができるのです。
仕事が中々見つからないという主婦の方も少し切り口を変えて仕事を探してみれば、思いのほか仕事が見つかることがわかるでしょう。
もし事務職など特定のポジションに絞って仕事を探しても見つからない場合は、思い切ってこれまで経験してきた仕事とは別の種類の仕事にトライしてみてはいかがでしょうか。