フィールドJOBサーチ|ラウンダーの正社員とパートのメリットを紹介します!

最近、パートのお仕事を探す主婦の間で、ラウンダーの仕事に関心が高まっています。
ラウンダーの仕事はパートだけでなく、新たに正社員として働きたい方や転職先を探している方にもふさわしいやりがいのある仕事です。

そこで正社員とパートのそれぞれの立場でラウンダーの仕事をする場合の特長やメリットなどについてご紹介していきます。

ラウンダーの仕事とは?

ラウンダーは実に幅広い分野で活躍しています。
中でも求人件数が多いのは化粧品や健康食品、医薬品、家電といった分野の各メーカーの製品をなどの業種です。
基本的にメーカーのスタッフとして自社製品の販促のために販売店舗を複数に渡り担当し、商品の整理や補充、商品をPRするためのPOP広告を設置するほか、PRイベントを実施するのがラウンダーの主な業務です。

ただし、取り扱う製品こそ違っても仕事の内容は仕事もある程度似ているので、どの職場でも応用が利く仕事です。

また、店舗の責任者と密なコミュニケーションを取って良好な関係を保ち、新製品の紹介や自社製品の売り場確保の交渉などもおこないます。
都市部の店舗巡回の場合は公共の交通機関を利用することもありますが、郊外の担当店舗には主に自家用車でまわり、直行直帰のために子育てに忙しい主婦などでも時間に融通が利くのも大きな特長といえます。

ラウンダーの仕事〜正社員の特長

次に正社員としてラウンダーの仕事に就く際の特長やメリットなどについてご紹介します。
まずメリットとして大きいのが未経験でも学ぶ意欲があれば、正社員としてキャリアを構築できる点が挙げられます。
一般的に中途で正社員として転職する場合、これまでの職歴や培ってきたスキルが重要になってきます。
何かしらの理由でこれまでの仕事とは異なる仕事に就こうとキャリアチェンジを試みる場合、関連する経験やスキルが多少でもないと中々実現が難しいものです。
しかし、ラウンダーの場合は全くの未経験でも門戸が開かれており、様々な営業スキルや顧客となる店舗とのコミュニケーションスキルやプレゼンスキルを磨くこともできます。

また、販促のためのPR活動やPOP広告に工夫を加えるなど、自分の裁量や意見を生かして仕事ができるので、反響や売り上げアップに直接貢献できる醍醐味も味わえます。
募集年齢も比較的幅が広いので、子育てが一段落した主婦からでもラウンダーとしての成長を1からスタートできるでしょう。

「これまでの仕事から方向転換したい」という方だけでなく年齢やブランクがあって就職や転職が難しいと感じている方でも十分に正社員という立場でチャレンジできる仕事なのが大きな特長の1つです。

ただし、ラウンダーという職種で募集している正社員の求人はあまり多くありません。
正社員でラウンダーの仕事をしている人の多くは、営業職の仕事の一部としておこなっています。
そのため、正社員としてラウンダーの仕事をしたいのであれば、営業職の求人をチェックし、ラウンダー業務を含むものを探すといいでしょう。

ラウンダーの仕事〜パートの特長

パートの仕事と言うと食品工場や倉庫の商品パッキングの仕事、さらにスーパーのレジ打ちなど手軽にできるものの、キャリア形成という点では中々難しいものが多いのが実情です。

その点ラウンダーの仕事ならパートであっても担当するメーカーの顔として責任ある仕事ができますし、将来子育てが落ち着いたらフルタイムで本格的に働きたいという方でも立派なキャリアが形成できる点がメリットです。

仕事内容はフルタイムのときと類似していますが、パートの仕事としては比較的時給が高い点もパートでラウンダーの仕事をする魅力となっています。

また、正社員は決まった勤務時間がありますが、パートは直行直帰が基本で時間に拘束されにくく、比較的自分でスケジュールを立てやすい点もメリットの1つです。
自分のアイデアを生かして成果に結びつけることができるラウンダーならではの仕事の魅力はフルタイムもパートも変わりません。

正社員ラウンダーとパートラウンダーの違い

正社員としてラウンダーの仕事をする際には、自分のアイデアを自分の裁量で実現できることが多いです。
未経験で入社した場合には、慣れるまで上司の指示を仰ぎながらの仕事が多いですが、経験を積むにしたがって裁量の幅が広がっていきます。
勤続年数が増えると役職に就けるチャンスもあり、ラウンダーの仕事だけでなく、パートや新人などに指示を出す側になることも多くなります。
パートの人が業務内容に関する報告をしたり、困ったことを相談したりしますが、正社員の場合は、それを受ける側の立場になります。
その分だけやりがいも感じられるでしょう。

パートの場合には、基本的に自社の担当営業マンに確認や許可などを取りながら進めていきます。
勤続年数による差があまりないのが、正社員との大きな違いです。
ただ、パートとはいえ他の職種や業種のパートと比べると、自分の裁量でできることが多いのがラウンダーの魅力でしょう。
ラウンダーの仕事は単純作業ではないため、パートでもキャリア形成に繋がります。

正社員ラウンダーとパートラウンダーの待遇の違い

正社員ラウンダーとパートラウンダーは、給与面での違いが大きいです。
正社員は基本的に月給制で定期昇給もありますが、パートは時給制のところが多く、正社員のような定期昇給制度はありません。
賞与の有無も正社員ラウンダーとパートラウンダーの大きな違いです。
ただ、正社員の場合にはいったんオフィスに出勤してから、担当する店舗に向かいます。
店舗での仕事が終わった後も、オフィスに戻ってから退社し、パートラウンダーでよく見られるような直行直帰はできないことが多いです。
正社員ラウンダーは営業職として働いているケースが多いことから、オフィス内での仕事もおこなうことがあります。
正社員ラウンダーは給与面では魅力が大きいですが、パートラウンダーのような身軽さはあまり期待できません。
また、社会保険に関しては、正社員は全員加入しなければなりませんが、パートラウンダーは労働時間によって扱いが異なります。
1日6時間で週に5日程度働いているパートラウンダーなら、正社員と同様に社会保険に加入しなければなりません。
パートラウンダーは契約社員や派遣社員が多く、契約社員なら直接雇用であるため、加入する健康保険は正社員と同じです。
派遣社員の場合には、派遣元企業の健康保険に加入することになります。

生活環境で変わる向いている雇用形態

ラウンダーの仕事を始める際に、正社員とパートで迷う人も多いでしょう。
どちらも一長一短あるため、生活環境を考慮した上で決めるのが望ましいです。
正社員は給料が高く、福利厚生なども充実していますが、ある程度仕事に専念できる環境でないと難しいでしょう。
小さな子どもがいる場合には育児との両立を考えると、パートの方が無難かもしれません。
二世帯住宅などで親と同居している場合には、仕事で忙しいときには親に子どもを見てもらえる環境の人もいるでしょう。
その場合には、正社員として働くこともできます。
子どもが中学生、高校生と成長するに従って手間はかからなくなりますが、お金がかかるようになります。
子どもが小さいうちはパートラウンダーとして働いて、子どもが成長したら正社員ラウンダーとして転職を目指すのもいいかもしれません。
また親が高齢になってくると、介護が必要な状態になることもあるでしょう。
程度にもよりますが、親の介護をしながら正社員として仕事をすることは大変かもしれません。
その場合には、パートで短時間だけ働くのが無難でしょう。
このように主婦の最適な働き方は、家庭の生活環境によって異なります。
いずれの場合でも、育児や介護、家事などと上手く両立させていかなければなりません。
ラウンダーの仕事は比較的身軽であるため、そんな主婦にピッタリです。

【詳しくはコチラ】
子育てと仕事の両立のコツは?主婦の時間の使い方とラウンダーなどのおすすめの仕事をご紹介!
https://cast.mitoriz.co.jp/contents/text/c137/

まとめ:正社員とパートのラウンダー、それぞれのメリット

ここまでで正社員あるいはパートとしてラウンダーの仕事に就く場合のそれぞれのメリットや特長についてご紹介してきました。

両方の特徴としてはともにキャリアを形成しやすいことが挙げられます。

また上記以外にも福利厚生が整った環境で本格的に稼ぎたいなら正社員、扶養控除内で働きたい方や時間的な都合でフルタイムは難しい場合は、パートタイムでもこなせる点もラウンダーが人気を集めている理由の1つです。