フィールドJOBサーチ|主婦がパート・アルバイトを始めるきっかけ

主婦がパートやアルバイトを始めるきっかけとして「お金が必要だから」という理由がまず挙げられます。
ただそれだけではなく、実はお金以外にも様々な動機でパートやアルバイトを始めた例も数多くあります。
そこで今回はパートやアルバイトを始めたきっかけについて、以下の3つのテーマから掘り下げてみました。

【主婦がパート・アルバイトを始めるきっかけ@】家事以外で刺激が欲しいから

家事は料理、洗濯、子育てなど多岐に渡り、毎日忙しいものですが、家の中に1日中とどまっていると、毎日が同じことの連続で変化に乏しいだけでなく、生活リズムが単調になりがちです。

家事が忙しい状況でも何か刺激が欲しいという理由から、パートやアルバイトを始める人もいます。

また友達がパートで働いていて、毎日が活き活きとしていたり、職場が楽しいという話を聞いたりして、家事以外に何かしらの仕事をして「生活にメリハリをつけて充実させたい」という動機から始めるケースもあります。

さらにラウンダーなど営業経験が培われるような仕事だとパートにとどまらず、将来的なキャリア構築にもなるため、キャリアアップの観点からも仕事を始める場合もあります。

いずれにしても、生活の充実度や将来を見据えて、キャリア構築などから外で働きたいと考える主婦もいるのです。

【主婦がパート・アルバイトを始めるきっかけA】社会とのつながりが欲しいから

パートで働き始める主婦の中には、結婚を機にそれまでの仕事を辞めて家庭に入った方のほか、今まではあまり仕事をしたことがなかったという方もいます。
そのような方達が普段の生活環境で接するのは、家族などの身内や昔からの友人などに限定されているという方も大勢います。
地域でボランティアやテニスサークルのような趣味の交流など、個人的に何かしらの活動もしていないという主婦の方は社会との接点が少なく、話す相手が家族と友人だけという人もいます。

そこでこのような方の中には、パートやアルバイトをすれば、より深く社会に関わり、多くの人との出会いがあるという動機から仕事を始めるというケースがあります。
どこかの組織などに帰属し、その組織内の仕事を通じて社会貢献することで自己の存在価値を見出すこともあります。
職場を通じて社会とのつながりを感じることで、人間らしく生きていけると考える方は、そのような動機からパートやアルバイトを始め、仕事上のやりがいや社会に帰属しているという安心のようなものを感じる場合もあります。

【主婦がパート・アルバイトを始めるきっかけB】子育てが一段落したから

子育ての最中は家事との両立から日々忙しく、パートなどの仕事をする暇もないという主婦の方もいます。
しかし、子育てが落ち着いてくる頃になると、何か仕事を始めてみたいと考えるようになる場合も多いようです。
子沢山の方やある程度の年齢に達してからお子さんを授かった方の場合、子育てが一段落する年齢になると、少しずつ老後のことが気になる年齢にも差し掛かります。

子育てで忙しかった方の中には、夫の退職金以外にも老後の生活の足しにするために働いてみようという経済的な理由からパートを始める場合もあります。
それと同時に再び社会に戻って仕事をしてみたいという理由から始める場合もあります。
社会との関係が希薄だったそれまでの生活から一転し、より多くの人と関わり、自己実現を図りたいという方もいるようです。

【主婦がパート・アルバイトをするメリット@】視野が広くなる

家のことが多くなる主婦は、外に出て人と話をする機会は減りやすく、普段から旦那さんやお子さん以外の人と顔を合わせる機会はそう多くありません。
そのため、専業主婦の人は自分の家庭内のことを多くすることで、仕事勘などが鈍ってしまいがちです。
時には、パートなどをしている近所の人やお子さんのママ友などと話をする際、仕事の話などでは話しが合いにくいこともあるかもしれません。
主婦同士で話をするときにも、外で仕事をしている人の目線や考え方を持つ方が多い場合もあります。
パートやアルバイトを行うことで、周りと同じ目線で話ができるので、主婦同士のおしゃべりも楽しく感じられるでしょう。
仕事先でもたくさんの人と知り合えることも魅力です。
また、1日中ずっと家事をしているよりも、パートやアルバイトに出た方が息抜きになると感じる人も多いため、パートやアルバイトを行ってみてはいかがでしょうか。

【主婦がパート・アルバイトをするメリットA】いざという時に収入を得られる

専業主婦は旦那さんに十分な収入があり、旦那さんの収入だけで問題なく生活できている人もいます。
しかし、旦那さんが常に元気で働いていられるとは限らず、働けない状況になってしまう可能性もあります。
そうなると、家計に大きく影響してしまうでしょう。
旦那さんは仕事を休まざるを得なくなり、入院費などもかかります。
健康保険から傷病手当金が支給されても、家庭の生活を維持し入院費まで賄おうとすると、足りない可能性もでてきます。
これまで大きな病気にかかったことがなくいつも元気なら、突然倒れてしまうことなどは想像できないかもしれません。
しかし、働き盛りの30代から40代の元気な男性が突然倒れてしまう例もあるので注意が必要です。
もし、そのような事態に見舞われたときでも、奥さんが働いていれば何とか危機を乗り越えられる可能性が高いでしょう。
たとえパートやアルバイトであまり大きな収入でなくても、家庭内で収入源が1つだけないだけでも負担は大きく違います。
万が一の時に安心できる時が、主婦がパートやアルバイトとして働く1つのメリットと言えるので挑戦してみてはいかがでしょうか。

【主婦がパート・アルバイトをするメリットB】社会保険や厚生年金の保障を受けられる

パートやアルバイトとして働こうと考えている主婦の多くは、扶養の範囲内で働ける仕事を探すことが多いのではないでしょうか。
自ら社会保険に加入すると、保険料の負担が大きく感じてしまう人も多いです。
社会保険に加入した場合、得られるメリットは多くあります。
まず厚生年金に加入していれば、将来受け取れる年金の金額が増えるのが大きなメリットです。
旦那さんの扶養に入っていた場合、国民年金の分しかもらえませんが社会保険に加入していれば国民年金に加えて厚生年金の分も支給されます。
健康保険に関しては、旦那さんの扶養に入っていても自分が加入していても、変わらないと思う人もいるかもしれません。
健康保険には傷病手当金という制度があり、これは加入者本人でないと利用できません。
傷病手当金は業務外の病気や怪我などで、4日以上連続して仕事を休んだ場合に、4日目以降に関して支給を受けられます。
休日にレジャーを楽しんでいるときに怪我をした場合や、交通事故に遭ってしまった場合などに役立つでしょう。
他に出産手当金も、加入者本人でないと受けられない制度です。
加入者本人が産休を取った場合に、出産前の42日間と出産後の56日間に関して支給を受けられます。
こうした社会保険によるメリットを踏まえた上で、社会保険の加入対象になっているパートやアルバイトの求人に応募するのもいいかもしれません。

まとめ

主婦がパートやアルバイトを始めるきっかけは自由に使えるお金を増やしたり生活費の足しにしたりするという方が多いですが、今回ご紹介したようなきっかけで始める方も大勢います。

いずれにしても仕事を通じて充実した生活を送りたいという方が多いようです。