フィールドJOBサーチ|【食品の販促活動で活躍する】食品メーカーのラウンダーが行う仕事内容とは

今回は食品メーカーのラウンダーについてご紹介します。
ラウンダーの仕事は業界を問わず、店舗を巡回して販促活動を行うのが基本です。
その中でもスーパーなどを巡回する、食品メーカーのラウンダーの仕事についてご紹介します。

【食品メーカーのラウンダーの特徴@】食品メーカーのラウンダーが取り扱う食品は?

スーパーを巡回する食品メーカーのラウンダーなので、取り扱う食品の種類は多岐にわたります。
これはスーパーやデパート地下にある食品や食材のフロアで売られている商品を思い出せばイメージが湧くのではないでしょうか。
ハムやソーセージ、乳製品といった加工食品に始まり、お菓子や調味料、サプリメントなどの健康食品やダイエット食品に至るまで様々な食品にラウンダーが関わっています。

【食品メーカーのラウンダーの特徴A】店舗巡回が基本

冒頭でもご紹介したように食品メーカーのラウンダーも他の業種のラウンダー同様にスーパーや販売店などを巡回して販促活動をメインに行っています。
ラウンダーは雇用形態によって勤務日も様々ですが、その多くが週に2〜3日ほど、あるいは月に10日ほど自分が担当するスーパーを巡回します。
巡回の際には商品の案内や宣伝、メンテナンス、売り場交渉、発注の促進などの業務にあたります。
巡回先となるスーパーへは基本的には直行直帰という場合がほとんどで、午前9時からお昼を挟んで午後5時ないし6時頃までの勤務時間です。
そして担当店舗の状況については随時本部や営業担当者に報告を入れます。
また、月に1、2度くらい会社へ出社してミーティングに参加することも業務の一環です。

【食品メーカーのラウンダーの特徴B】食品メーカーのラウンダーの業務内容

次に、巡回先となるスーパーの店内で行う仕事内容についてより詳しくご紹介します。
主な仕事は、巡回先では自社の商品の品質や入荷状況、商品の減り具合、賞味期限について確認などです。
お客様からいただいた評価内容やクレームの有無などについて売り場担当者などに確認したうえで、内容について本部や営業担当者に報告します。
特に気候や配送状況によって品質が影響を受けやすいものについては念入りに全般的な不良の有無やその傾向について探っていきます。
直接クレームにまでは至らなかったものの、お客様から寄せられる潜在的な不満の声などが寄せられていないかについても確認し、問題点があれば報告、改善が必要です。

店内では他にも商品整理やレイアウトの工夫など様々な仕事を行います。
例えば商品のレイアウトを工夫して、お客様の購買意欲をそそるような配置に整理する仕事も業務のひとつです。
このレイアウト作りの際には「棚割り」といって、店頭に入荷させる商品をどこにどれだけの量で陳列すべきかを本部の意向なども踏まえて陳列していく必要があります。

その他にもPOPと呼ばれる広告を作り、陳列されている商品にお客様の目が向くようにします。
さらに新製品などの販促の際にメーカーによっては試食キャンペーンや販促物の設置などを行う場合もあり、キャンペーンにあたってラウンダーは本部の指示のもと、現場責任者として売り場担当者の協力を得ながら実施していきます。

【食品メーカーのラウンダーの特徴C】店舗責任者との関係性構築

食品メーカーのラウンダーでスーパー担当の場合、その多くがスーパーの店長や売り場の責任者と関係を構築することも大事な仕事です。
その目的の1つが自社製品のPRや売り場獲得、販促物設置の場所確保などのための商談に有利になるからです。
そのために自社製品が持つ優位性について上手くアピールし、より広い売り場を確保できるように交渉していきます。
上手くアピールし、売れる商品であることがわかればより広い売り場を与えられるほか、そのスーパーの売り上げアップに貢献できれば互いにとって大きなメリットになるでしょう。
そのような関係構築に成功し、信頼された上で売り上げアップなどの結果につながった際は、ラウンダーとしてのやりがいを大いに感じられる瞬間となるかもしれません。

まとめ

今回は、スーパーなどを巡回する食品メーカーのラウンダーの仕事内容にフォーカスしてお伝えしてきました。
ラウンダーの経験がなくても、料理が好きな方や、食べることがすきなことなど、食に関わる仕事に携わってみたい方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。