フィールドJOBサーチ|【ラウンダー・営業が今確認したい!】仕事を始める時に確認したい基本的なビジネスマナーとその必要性

子育てで仕事から遠ざかっていると、ビジネスマナーを忘れてしまうことがあります。
今回は、ラウンダーや営業の仕事を始めようとしている主婦が再確認すべきビジネスマナーを一通り紹介していきます。

【営業・ラウンダーが再確認したい】ビジネスマナーとは

ビジネスマナーとは、仕事をする上で守るべきマナーのことです。
主に言葉遣いや立ちふるまい、服装などに関することを指します。
仕事をする上で、年齢や価値観などが自分とは大きく違う人と接する機会も多いです。
そのような時に円滑なコミュニケーションを取れるようにするために、ビジネスマナーがあります。
ビジネスマナーがきちんとできている人であれば、初対面の人でも自然に会話ができるでしょう。
相手に対して安心感を与え、思いやりを示せます。
対して、ビジネスマナーができていない方の場合、相手に対して不快な気持ちにさせてしまうことがあります。
自分が悪い印象を持たれるだけでなく、会社の評判を落としてしまうこともあるため、きちんとビジネスマナーを身につけなければなりません。
ビジネスマナーができていない営業担当者が商品やサービスを勧めてきても、契約したいと思う方はあまりいないでしょう。

ラウンダーや営業が覚える必要がある基本的ビジネスマナーの種類

代表的なビジネスマナーとしては、礼・あいさつ・電話対応・メール・席次・名刺交換・クレーム対応などが挙げられます。
礼は30度の角度で上体を前方に倒す敬礼が一般的です。
廊下などですれ違った時に行う礼はもう少し軽めで、15度程度上体を傾けます。
深い感謝や謝罪、改まった場でのあいさつなどの際には30度程度上体を傾け、足元を見つめながら深々と頭を下げます。
シーンによりその3つの礼の仕方を使い分けましょう。
あいさつをする時には、相手が同僚でもお客さまでも、自分からすることが大切です。
相手がしてから自分もしようとしていると、相手も同じことを考えていたらあいさつをしないままやり過ごしてしまうでしょう。

電話対応では、少し高めの声で社名と自分の名前をはっきりゆっくり伝えます。
それから相手の企業名や氏名などを復唱し、用件を聞いた後も確認のため内容も復唱しましょう。
電話を切る前に「〇〇が承りました」のように、再度自分の名前と感謝の気持ちを伝えることも忘れてはいけません。

メールではおおよその内容が分かる件名を付けて、本文では最初に相手の社名と部署名、肩書き、氏名を記載しましょう。
そして、「お世話になっております」のような簡単なあいさつの言葉を付けてから、要件を記載します。
席次は会議や宴会などで席に座る時のビジネスマナーです。
上座と下座を意識し、目上の人やお客さまが上座に座り、自分は下座に座ります。
基本的に上座の位置は奥の方や窓に近い席で、入口付近が下座です。
名刺交換の際には自分から「□□社の〇〇と申します」と名乗り、両手で名刺を差し出します。
相手の名刺を受け取る時にも、両手で丁寧に受け取りましょう。

【知らないと失敗する?】ビジネスマナーの活用シーン

ビジネスマナーができていると、上司からも取引先からも好印象を持たれます。
電話やメールなどでやり取りする際にも、ビジネスマナーができている人が対応すると、会社そのものの印象も良くなることが多いです。
逆にビジネスマナーができていないと、自分が恥をかくばかりか、会社のイメージも悪くしてしまう場合があります。
ラウンダーの場合で見ていきましょう。
作業終了後に店舗の駐車場でタバコを吸って帰るのはNGです。
マナーを守れない会社だというイメージを持たれてしまい、クレームが来ることもあります。
店舗担当者が忙しそうだったという理由で、報告をせずに帰るのもいけません。
始業時も作業開始前のあいさつをしないのはクレームに繋がります。
報告連絡相談というのはビジネスマナーの基本ですので、たとえ忙しそうでも頃合いを見て一言報告してから帰宅しましょう。
他にも荷物が多いという理由で、店舗入口に最も近い駐車スペースに停車させたり、商品を直接床に置いたりしてクレームが来た例があります。
もしクレームが来てしまった場合には、きちんと謝罪しましょう。
ここでもビジネスマナーが問われます。
30度上体傾けて足元を見つめるようにして礼を行いましょう。
クレームが来てもきちんと謝罪と改善ができていれば、信頼を取り戻せる可能性は十分にあります。

まとめ

ラウンダーや営業の仕事で必要なビジネスマナーについて紹介しました。
ビジネスマナーができているかどうかで印象に大きな差がでてきます。
もし忘れているビジネスマナーが多いようであれば、再確認するために本記事をぜひご参考ください。