フィールドJOBサーチ|働くために子供を保育園に!入園までの流れと何時間まで預けられる?

育休後に仕事復帰する条件として、保育園に子供を入園させる必要があります。
しかし、待機児童など不安なニュースもあるほか、そもそも保育園の入園手続きはどのように行えばよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
申請する場所や必要書類、預けられる時間など、知っておくべき情報は少なくありません。
今回は、保育園に預けられる時間や入園手続きの流れや注意点についてご紹介します。

保育園入園までの主な手続きと流れ

最初に居住している地域の市区町村役場の窓口に足を運び、申込み手続きを行います。
どの窓口に行けば良いのかよくわからない場合、福祉課などに問い合わせると迷わなくて済みます。
申込みの際には以下の書類が必要です。

・支給認定申請書
・保育施設利用申込書
・家庭状況申告書
・保育の必要な事由を証明できる書類(勤務証明書、勤務予定証明書、就労状況申告書など)

自治体によっては支給認定申請書と保育施設利用申込書が1つにまとめられている場合もあります。
申込みが受理されると、提出した書類の内容により認定区分が決定され、認定証が交付されます。
認定区分を決定する基準は次の表の通りです。

認定区分の基準0〜2歳3〜5歳
保育を必要とする事由に該当する3号認定2号認定
保育を必要とする事由に該当しない認定なし1号認定

保育標準時間は原則8時間!ただし例外もあり?

出典:内閣府『よくわかる「子ども・子育て支援新制度」

原則として2号認定と3号認定の場合に、保育園に入園することができますが、入園希望者が多い場合には、利用調整が行われます。
保護者の状況などを考慮し、保育の必要性がより高い家庭の子供が入園できる仕組みであるため、2号認定か3号認定に該当しても入園できない場合があります。
選考結果が通知されて入園できることになったら、次に行うのは面接と健康診断を受ける流れになります。

保育園に子供を預けられる時間は、保育の必要量によって2つの区分に分けて認定されます。
まずひとつは「保育標準時間」認定で、主に保護者がフルタイムで働いている場合を想定しており、最長で11時間子供を預けることができます。
11時間預けられる条件として、両親の就業時間が120時間を超える家庭に限定されるので注意が必要です。
もう一方は「保育短時間」認定です。
こちらの方は、保護者がパートタイムで働いている場合を想定しており、最長で8時間子供を預けることができます。
しかし、いずれの区分も保護者の就労状況や通勤時間などを考慮して、必要な範囲内で子供を預けられる時間が決まる仕組みであるため、必ずしも最長時間子供を預けられるわけではありません。
そのため、通勤時間が短い場合などには、預けられる時間も最長時間より短くなることもあります。

入園前に確認したい保育園見学のポイント

子供を保育園に入学させる際に、自宅から一番近いところを選ぶ人も多いのではないでしょうか。
近さのみで判断してしまうと子供を入園させてから、イメージと少し違っていたということもあるかもしれません。
そのため、入園する保育園を決める前に見学をして、教育方針や雰囲気、先生の対応などを、よくチェックしておく必要があります。
教育方針としては、外の公園で遊ばせる頻度が高い保育園と、園内で遊ばせる頻度が高い保育園があります。
農薬食材や地元産の食材にこだわっている給食を出すところやお弁当の園など様々です。
また、園内の安全性や衛生面、また子供たちが楽しそうな様子かどうかも見られるとなおよいかもしれません。

必要書類をそろえて保育園入園の準備を進めよう
保育園に子供を入院させるまでの流れと注意点についてご紹介しました。
フルタイムで働いている場合には、最長で11時間子供を預けることができます。
パートタイムなら最大8時間です。
入園手続きは必要書類さえそろえれば特に難しくはありません。
仕事を始めるために子供を保育園に預けようと検討する際に、本記事でご紹介したことを役立てていただければと思います。
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