ワーキングマザーが仕事と家事を両立させるポイントは、日常の「ルーティン化」です。
ワーキングマザーが日々の作業などを決まった手順や方法で繰り返すことで、より効率的に1日を過ごしやすくなります。
そのための3つのポイントを紹介していきますので、ワーキングマザーの方はぜひチェックしてみてください。
ワーキングマザーにとって食器洗いは、日々時間がかかると感じる家事の1つではないでしょうか。
食器洗いは食事後なるべく早く済ませましょう。
遅くてもその日のうちに済ませることをおすすめします。
ワーキングマザーが食器洗いをルーティン化するためのコツは、調理をしながら食器洗いを並行して行うことです。
オーブンの焼き上がりやレンジで料理を温めている時間で、調理に使った食器などを洗うことで食事後の食器洗いの量を減らせます。
朝、昼、晩それぞれのタイミングで食器を洗うルーティンをつくれたら、精神的にも身体的にも負担が少なくなるでしょう。
また、食器洗い乾燥機を使えば食器を軽く洗ってボタンを押すだけなので、食器洗いが苦手なワーキングマザーでも簡単にルーティン化しやすくなるでしょう。
ワーキングマザーの仕事の準備や子供の保育園などの身支度は、前日の寝る前までに済ませておきましょう。
朝に慌てて準備をすると忘れ物の原因になりますし、必要な物が見つからないとイライラしてしまいストレスを感じてしまうかもしれません。
ルーティン化のコツは、前日に準備時間を設けること、必要なモノをリストアップすることになります。
寝る前の30分程度を毎日確保して、明日のスケジュールを確認し、衣服などをすぐに手に取れるところに置いておきましょう。
子供や自分の衣服選びに時間がかかってしまうワーキングマザーは、スタッキング型の衣装ケースに1週間分の靴下、肌着、ハンカチなどの衣服一式を収納しておくことで、さらにルーティン化が容易になります。
子供のお風呂や寝かしつけの時間を決めることで、1日のスケジュールを固定しやすくなります。
結果的に起床や出勤、仕事が終わる時間などの予定も立てやすくなるので、様々な生活行動のルーティン化に良い影響を与えることができます。
厚生労働省によると、未就学児は夜10時間継続して睡眠することがベストとされているので、朝6時に起きる場合は夜8時には寝かしつける必要があります。
その場合、お風呂に入れるのは夜7時くらいが目安となるでしょう。
忙しいワーキングマザーがいきなりスケジュールを固定するのは難しいので、旦那さんと協力して週に1〜2回程度「お父さんがお風呂に入れる日」などをつくって徐々にルーティン化することをおすすめします。
また、ワーキングマザー自身もベッドに入る時間を決めて十分な睡眠を取れるように習慣化しましょう。
睡眠不足は家事と仕事、どちらの効率も下げるワーキングマザーの天敵です。
※出典:厚生労働省「未就学児の睡眠」
https://www.mhlw.go.jp/content/000375711.pdf
ワーキングマザーが生活習慣や行動をルーティン化できれば、より効率的に仕事や家事をこなせるようになり、自分の時間をつくりやすくなります。
疲れたときは、ルーティンの合間に甘いお菓子や好きな音楽などを聞いてリラックスすることも大切です。
まずはワーキングマザーがルーティン化できそうなことをピックアップしてみて、チャレンジしやすそうなものから挑戦してみましょう。