フィールドJOBサーチ|整形外科事務の1日のスケジュールと仕事内容。特に忙しいのはいつ?

整形外科事務は医療事務の1つですが、年齢や性別を問わず働けて、正社員や派遣社員、パートといったワーキングスタイルを自由に選びやすいことから、人気の高い職種となっています。
本記事では、整形外科事務の主な仕事内容と1日のスケジュール、整形外科が忙しいシーズンについてご紹介します。

整形外科事務とは

整形外科は、骨や関節、筋肉、神経、靭帯といった運動器官の疾患や外傷を診断して、治療を行う診療科を指します。
交通事故のケガやスポーツなどによる外傷、慢性的な関節疾患や痛風、リウマチ、骨粗鬆症などの治療にあたるところです。
外傷や慢性疾患により損なわれた身体機能の回復や痛みの緩和に向けて、リハビリも行っています。

その整形外科において、事務業務をはじめ、その他院内サポートに従事するのが整形外科事務です。

整形外科事務の仕事内容

整形外科事務の仕事内容には、受付や会計業務などの接客業務のほかに、カルテ管理やレセプト作成、医師や看護師のサポートを担当するクラーク業務などがあります。
入院施設を有する規模の大きい病院では、レセプト請求業務のほかに、入退院に関わる事務手続きなども担当します。
また通常業務のほかにも、リハビリで来院される高齢者の多い午前中などは、リハビリ補助として衣類の着脱や歩行の手助けをすることもあります。

整形外科事務は、専門的な知識を身につけていく必要はありますが、特に資格や経験がなくても多くの方がトライできる職種です。
整形外科での医療事務で必要となるスキルは、カルテや伝票を入力して報酬計算などを行うレセプト業務、一般的なパソコンスキル、コミュニケーションスキルとなります。

1日のスケジュール
整形外科事務のスケジュールは、労働条件によってそれぞれ異なりますが、比較的ライフスタイルに合わせて働ける職種のため女性に人気です。
以下は、整形外科事務で働く方の1日スケジュール例となります。

・8:30
出勤
院内掃除
開院 受付対応開始
電話や患者対応

・9:00
午前診療スタート
レセプト業務など

・13:00
昼休み休憩(30分前後、時間が押すこともある)

・14:00〜14:30頃
院内掃除
開院 受付対応開始

・15:00
午後診療スタート
レセプト業務など

・19:00
受付時間終了

・20:00
退勤

患者が多い午前中は昼の休憩が短くなることもあります。
また、レセプト作成・提出の時期となる月末から月初の10日頃までは、やや忙しくなるといえるでしょう。

整形外科が忙しいシーズン

整形外科は、ウィンタースポーツや路面凍結、ヒートショックによる転倒や事故、ケガが発生しやすい冬が特に忙しくなります。
毎日リハビリに通われる患者さんだけではなく、急なケガや事故に対応しなければなりません。
ただし、来院患者数は病院の規模や地域によって差があるでしょう。

まとめ

整形外科事務の仕事は、接客業務のほかにも、医療やレセプト作成、労災・自賠責の知識を要する業務も多数あります。
1日を通して患者さんの対応や事務作業が発生するため、様々なことが重なると忙しくなるときもありますが、基本的にはライフスタイルに合わせて働きやすい職種といえるでしょう。

また、子育て中の主婦でもスケジュールを調整しながら働きやすい職種であるため、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。