フィールドJOBサーチ|整形外科事務(医療事務)について学べる専門学校。通うメリット・デメリット

整形外科事務を含む医療事務の仕事は、無資格・未経験でも挑戦しやすく、比較的時間の融通が利きやすい職種のため、求人は競争率が高めといわれています。
実務に就くうえで、資格や経験は必ずしも必要ではありませんが、就業前に役に立つ知識や資格があった方が就活で有利になることもあるようです。

本記事では、整形外科事務(医療事務)について学べる専門学校の特徴と、専門学校に通うメリット・デメリット、また学校に通わずに学ぶ方法についてもご紹介します。

整形外科事務(医療事務)の専門学校

整形外科(医療事務)の専門学校では、実務に活かせる専門知識や調剤報酬請求、コンピューター技能、ビジネスマナーのような資格や知識が学べます。
医療関連のコースには医療・福祉系とビジネス系の学科があり、医療・福祉系ではより専門性が高い知識の習得を目指し、ビジネス系では基本的知識やオフィス関連のスキルを学び、一般企業でも通用する技能が身につきます。

1〜2年をかけてじっくり学ぶ全日制のほかに、社会人が通いやすい夜間や週末、または1か月半〜2、3か月と短期間に集中して授業が受けられる専門学校もあります。
また、専門学校の中には通学とオンラインを併用しながら資格取得を狙える学校もあるため、ライフスタイルに合わせて無理なく受講することも可能です。

専門学校に通うメリット・デメリット

ここでは、整形外科事務(医療事務)の専門学校に通うメリット・デメリットを紹介していきます。

■メリット

「学習計画が立てやすく、モチベーションも上がる」
資格試験に向けたカリキュラムがしっかり整っており、独学で学ぶより効率のよい学習計画が立てやすく、出題傾向や過去問、現場での過去の事例など、医療事務に関わる最新の情報が入手しやすいといったメリットがあります。
費用や時間をかけて通学することもあり、無駄にならないよう確実に習得しようという意欲が湧きます。
同じゴールを目指す受講生から刺激や励ましが得られる環境では、勉強へのモチベーションも維持できるでしょう。

「就活サポートが受けられる」
多くの専門学校では、就活の際に有利に働く就職支援を行っています。
専門学校には即戦力となる人材を求める企業から多数の求人情報が送られてくるため、受講生の就職率は高い傾向にあります。
就活を成功させるうえで、重要な面接の実践的な指導を行う専門学校もあります。

「分からないことをすぐ質問できる」
専門学校には知識や経験が豊富な講師が在籍しているので、分からないことがあれば、うやむやにすることなく、すぐ質問できるのも利点です。
教材やネット検索だけでは理解が難しいときも、経験者に試験傾向や勉強方法など、有益な助言がもらえるのは心強いものです。

■デメリット

「費用と時間を確保する必要がある」
専門学校に通う一番のデメリットは、時間と費用を確保する必要があることです。
国からの給付金である教育訓練給付制度を利用できる場合もありますが、入学金や授業料、テキスト代など、ある程度の費用を事前に準備しなければなりません。
仕事だけでなく、家事や育児、介護などで多忙な社会人にとっては、通学になかなか時間が取れないことも多いようです。

専門学校に通わないで学ぶ方法

医療事務の資格取得に向けて専門学校で学ぶ以外にも、通信講座や市販の教材を使って、独学で学ぶ方法もあります。
充実した学習カリキュラムが用意されている専門学校では、より効率的に学習できますが、通学に費やす時間を確保するのが難しいこともあるでしょう。

それに比べ、通信講座や市販の教材で独学する場合は、空き時間を利用して自分のペースで学習を進めることができます。
また、費用も専門学校より抑えられるので、気軽に始めやすいといったメリットもあります。
医療事務に関わる資格は比較的難易度が高くないこともあり、意欲があれば独学でも十分取り組めます。

まとめ

専門学校で整形外科事務(医療事務)について学ぶ際には、取得できる資格やカリキュラム内容、通学にかかる費用や時間、距離など、通える条件をしっかり確認したうえで学校を選ぶことが大切です。
医療事務の仕事は、将来性も高く安定して働けることもあり、女性に人気の仕事です。
医療事務の就業を希望する方は、専門学校や通信講座、市販の教材など、自分に合った勉強方法を見つけて、ぜひ資格取得を目指しましょう。