フィールドJOBサーチ|睡眠が短くなりがちなワーキングマザーに!睡眠の質を向上させるコツ

日本のワーキングマザーの睡眠時間は世界的に見ても短く、平日の睡眠時間は6時間未満が多いという調査結果もあります。そこで日々の睡眠時間が短いなかでも、自宅で簡単にできる睡眠の質を向上させるコツを紹介します。

ワーキングマザーの睡眠は不足しがち

仕事に家事、育児と日々忙しいワーキングマザーの睡眠時間は短くなりがちです。株式会社mitorizの調査によると、ワーキングマザーの約7割が平日の睡眠時間を「6時間未満」と回答しており、現在の睡眠の質に満足していない人が半数を超えるという結果が出ています。また、8割近くは理想の睡眠時間を「7〜8時間程度」と回答しています。
睡眠時間が短くなりやすい理由として、仕事や家事、育児が忙しくて十分な睡眠時間が確保できない、心配事や体力の衰えなどが原因でなかなか寝付けない、子どもの夜泣きや授乳でゆっくり眠れないといった要因が考えられます。

睡眠の質が悪い状態では、朝すっきりと起きられず、日中も眠くなりやすいと感じる方が多くいるようです。睡眠不足が続くと、昼間のパフォーマンスを低下させるだけでなく、心身の健康にも影響が出るおそれがあるため、睡眠の質を改善することが急務といえます。

出典:株式会社mitoriz「《働く主婦》半数以上が睡眠の質に不満、理由は睡眠不足や日中の眠気」
https://www.mitoriz.co.jp/pressrelease/20190314-1672/

睡眠の質を向上させる!自宅で簡単にできるコツ

短い睡眠時間ながらも、睡眠の質を向上させる方法はいくつかあります。
すぐに寝付けるよう、布団に入る頃には心身ともにリラックスした状態であることが重要です。胃の中に食べ物がある状態では、消化活動を行うため脳や内臓が休息できず、寝付きが悪くなったり、浅い眠りになったりしがちです。食べ物が消化されるまでには、3時間ほどかかるため、就寝3時間前には夕食を済ませておくことが大切です。夕食の時間が遅くなりそうな時は、できるだけ消化のよい物を少量摂取するようにしましょう。

温かい飲み物を飲んだり、湯船に浸かって体を温めたりすることも、睡眠の質を向上させる効果が期待できます。胃腸に負担をかけないためにも、カフェイン入りの飲み物は控え、白湯やカモミールティー、生姜湯などで眠気を促すのがおすすめです。入浴で深部体温が上がれば眠る準備が整いやすく、就寝2時間前までには入浴を済ませておくとよいでしょう。

ほかにも部屋の温度や湿度、寝具の状態といった寝室の環境を改善することで、快眠につながる場合もあります。室温は暑すぎず寒すぎず、睡眠に最適な湿度とされる50%程度に保ちましょう。また、朝起きた時に疲れを残さない寝具や着心地のよい寝間着を選ぶことも大切です。

まとめ

ワーキングマザーの睡眠の悩みは大きな課題です。忙しい日々のなかで、理想とする睡眠時間を確保するのは難しいこともあるでしょう。睡眠時間が短い時でも睡眠の質を向上させることで、次の日に疲れを残さず快眠できる場合があります。ぜひ自宅でできるコツを参考に、睡眠の質を向上させましょう。