主婦が長いブランクを経て復職や再就職する際には様々な不安がつきものです。
そこで主婦が再就職にあたって抱く不安についていくつか例を挙げ、その対処法について考えていきます。
長いブランクの末に再就職をすれば、その会社の平均年齢よりも自分が上となり、おのずと上司が年下というケースも出てくるでしょう。
そのような場合に不安になるのがどのように接していいかわからないというものです。
人間には感情がありますので、上司となる相手もあなたが年上ということで何かと気兼ねする場合もあるかもしれません。
しかし、そのような場合であってもたとえあなたよりも経験が浅かったとしても敬語を使い、最大のリスクペクトを払うことがまず大切になります。
年下だからと躊躇することなく、自然体で接していくことも必要です。
もし、仕事上で悩み事があっても遠慮せずに相談し、解決してもらえばお礼を言いましょう。
そうすることで円滑なコミュニケーションが生まれ、関係が上手くいくかもしれません。
前職からの長いブランクがあれば、現役で働いていた当時のようなパフォーマンスが仕事で出せないのではと不安になるのは無理もありません。
ただ、就職市場では人手不足のせいもありますが、過去に職歴のある人材に対する即戦力としてのニーズが増えており、40代でも再就職しやすい環境になりつつあります。
職種によっては主婦や母親として家庭を守ってきた経験が、仕事でも有効であると考える企業も存在し、積極的に採用している企業もあるほどです。
そのような企業の中には、再就職しやすいように時短など勤務形態に工夫をして、働きやすい環境を提供するところもあります。
過去の職歴だけでなく、これまでの人生経験を活かしながら柔軟に学んでいこうという意欲さえあれば、再就職への道が開かれていると言えるかもしれません。
再就職にあたっては夫があまり肯定的でないケースも考えられます。
夫があなたの再就職に難色を示すケースで多いのは、子育てと仕事の両立への懸念や家事が疎かになるのではないかと考えていたりする場合が多いからです。
この点については人それぞれ考え方や価値観も異なりますので、一概にそのような考え方が間違っているとも言えません。
そこで大切になってくるのが、あなたが何故再就職をしたいのか、あるいは再就職をせざるを得ないのかについて、2人でよく話し合い、ある程度まで共通の認識を持つことです。
夫からの理解を得る上で、経済的にひっ迫している場合や近い将来いろいろと発生するかもしれない子供の教育費用などがあがるかもしれません。
わかりやすい理由があればいざこざなどが起こらずにスムーズに再就職できるでしょう。
しかし、仕事からやりがいを得たい、社会とのつながりを感じていたいといった、あなた自身の個人的な理由である場合はひと工夫が必要です。
夫が抱く懸念が払拭されるような無理のない働き方をすることで、予めよく理解してもらう必要があります。
再就職の仕事選びが成功のための1つの鍵となりそうです。
家事や子育てなどへの影響を懸念して一歩踏み出せないならば、仕事と家事などとの両立がしやすいものを選ぶ必要があります。
例えば、短時間勤務の仕事で主婦業に影響しない時間帯で働ける仕事や、自宅から近い職場の仕事を選ぶことが考えられるでしょう。
昨今は人手不足の影響から、政府も企業も主婦の社会復帰について協力的です。
その影響は主婦が働きやすいように週3日前後で午前中のみの勤務など、時短勤務やフレキシブルなシフト構成を設けていることもあります。
また、雇用形態はフルタイム同様でありながら、週3日から4日で一1日の勤務時間も短いパートタイム型派遣なども取り入れられており、派遣とパートのそれぞれの長所を取り入れたような勤務形態もすでに登場しています。
このような勤務形態の中にはパートの仕事でありながら、しっかりとキャリアアップにもつながるラウンダーの仕事もオススメです。
今回は主婦が再就職にあたり不安に感じることとその対処法についてご紹介してきました。
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