家事や子育てを重視するために、退職を選んだワーキングマザーの方はたくさんいますが、子どもが小学校高学年や中学生に成長し、時間に余裕ができたときに空き時間の使い方に悩む方も少なくないようです。
今回は、仕事を辞めて時間的な余裕が生まれた元ワーキングマザーの方向けに、時間を有効活用する方法を紹介します。
ワーキングマザーが仕事を辞めて良かったこと
ワーキングマザーが、育児や家庭のために仕事を辞めて良かったと感じる理由について代表的な３つの例を紹介します。
家事にあてられる時間や子どもと一緒にいる時間が増えた
ワーキングマザーの方が仕事を辞めることで、就業中や通勤などにかかる時間を家事や育児にあてられます。
特に未就園児の割合が多い、０歳から２歳までの子どもがいる家庭では、3歳になるまで幼稚園や保育園への送迎の必要がなくなるため、より子どもと一緒にいられる時間が増えます。
子供が大きくなって、第二子、第三子を考えている場合であっても、仕事を辞めていれば育児に専念できるでしょう。
仕事の責任などのストレスが減った
ワーキングマザーが仕事を辞めることで、社内の派閥争いや上司への気遣い、納期、取引先・顧客対応といったプレッシャーやストレスから解放されます。
ストレスによって家事や育児に身が入らないなどの悩みがある場合、仕事を辞めることで肩の荷が下りるでしょう。
余暇時間ができて趣味の時間が増えた
仕事を辞めることで、出産や妊娠を機に諦めた趣味などを再開する元ワーキングマザーもいます。
趣味でストレスを発散することや家族以外の人とコミュニケーションをとることにより、気分転換や家事・育児へのモチベーションを高めることができるでしょう。
仕事を辞めた後の「元ワーキングマザー」の選択肢
子どもが成長して手がかからなくなった場合、何をすればいいのか悩んでしまう元ワーキングマザーの方のために、おすすめの過ごし方を紹介します。
在宅で可能な仕事をする
「収入を得たい」と思っている元ワーキングマザーは、在宅でもできる仕事を探してみてはいかがでしょうか。
在宅ワークの定番である内職のほか、インターネットを利用したテレワークなど、在宅でも仕事ができる環境は地域を問わず整いつつあります。
業務委託やアルバイトが中心ですが、成果報酬の仕事などを選べば時間に縛られずに働くことも可能です。
前職の経験を活かした仕事をする
仕事をするなら、前職でやっていたことを活かせる仕事でないと不安という方はたくさんいます。
正社員で働く場合は求人の応募条件として、経験やスキルを求められ即戦力として採用されることも少なくありません。
そのため、正社員で再度働く場合は経験を活かせる仕事に就くことでバリバリ働けます。
パートタイムで働けるお仕事をする
パートは正社員よりも時間の融通が利きやすいため、再就職するには家事や育児がまだ不安な元ワーキングマザーの方にはおすすめの選択肢です。
スーパーのスタッフのようなシフト制のほか、ラウンダーのような直行直帰で時間に縛られにくい職種を選ぶのも選択肢の１つです。
専業主婦として家族のために家事に専念する
働くのではなく、専業主婦として家庭を支え、子どもの成長を見守ることも選択肢の１つです。
その場合、空いた時間は趣味や自己啓発などにあてることで、より充実した毎日を過ごせることでしょう。
家族と自分が納得できる選択肢を選ぼう
ワーキングマザーが仕事を辞める理由として、家事や育児の負担が大きくなり、両立できなくなることが大きく影響します。
あらかじめ、旦那さんとお互いの働き方や考え方を決めておかないと、夫婦間の意見の食い違いにもつながります。
家族で話し合い、子供の成長に合わせて今後どのように働くのかを決めることが大切です。
子供が小学校高学年や中学生などになり、手がかからなくなったら再就職してみてはいかがでしょうか。
育児が落ち着いて再度働ける時が来たら、主婦応援の求人を多く掲載しているフィールドJOBサーチをご活用ください。