子育て中のママが「働く」を実現するためには、仕事選びが重要となります。
体力面、時間面などさまざまな視点から考えなければなりません。
そこで今回は、子育てとの両立がしやすい仕事を5つ紹介していきます。
子育て中のママにおすすめの仕事1：一般事務
売上のノルマなどがなく身体的な負担が少ないため、子育て中のママも長く働きやすいのが一般事務の仕事です。
上記以外の特徴も確認してみましょう。
・残業が少ない
・直接お客様と関わる機会が少ない
・高いスキルや経験がなくても採用される可能性がある
・日々のルーティン業務をコツコツと続けられる人に向いている
一般事務の仕事は主に、書類のファイリング、来客対応、電話対応、簡単なデータ入力や資料作成などです。
高度なPCスキルを求められることは少ないですが、メールの基本操作、データ入力や資料作成に使用するWordやExcelなどの基本操作は必要なスキルとなることが多いです。
また基本的に労働時間帯は固定のため、シフト勤務の職場と比べると、早退や休暇が取りにくい場合もあります。
子育て中のママにおすすめの仕事2：飲食店
飲食店の仕事には、料理の補助などを行う「調理スタッフ」と、注文などを取る「ホールスタッフ」の２種類があります。
身体的には「ホールスタッフ」の方が負担は少ないですが、出勤時間の調整がしやすいのは「調理スタッフ」であることが多い様です。
上記以外の特徴も確認してみましょう。
・求人数が多い
・経験の有無や年齢制限を設けていることが少ない
事務職と比べると求人数が多いため、採用されやすいのが飲食店のメリットです。
そのため、保育園への送迎がしやすい職場など、ママの働く希望条件に沿った職場を選びやすいでしょう。
ただし「調理スタッフ」と「ホールスタッフ」のどちらも、基本的には立ち仕事でスピードを求められることも多いため、身体的な負担はある程度予想しておかなければなりません。
子育て中のママにおすすめの仕事３：受付
オフィスビルやスポーツクラブ、イベント会場などの受付のお仕事も、子育て中のママにおすすめです。
仕事内容は働く場所によって異なりますが、来客対応や訪問者の情報登録・管理、備品管理などの庶務の仕事を担うこともあります。
上記以外の特徴も確認してみましょう。
・時短勤務がしやすく、扶養控除内で働きやすい
・同僚と接する機会が少ないため、職場内の人間関係によるストレスを感じにくい
・基本的にデスクワークのため、身体的な負担が少ない
受付は、会社や施設の「顔」となる場所です。
そのため、「礼儀正しさ」や「コミュニケーション能力」などが求められます。
また、受付業に経験はそこまで必要ではなく、業務に必要なことは採用後の研修で学べることがほとんどのため、「座りながら接客業をやりたい」という気持ちの方が大事なポイントといえるでしょう。
子育て中のママにおすすめの仕事4：販売スタッフ
アパレル、雑貨、日用品、ホームセンター、食品など、さまざまな環境で活躍の場がある「販売スタッフ」は、子育て中のママも働きやすい職種です。
販売スタッフは接客の他にも、レジ業務、在庫管理、品出し、などがあります。
上記以外の特徴も確認してみましょう。
・趣味や好きなお店、商材に関われる可能性がある
・早番などシフト制で働けるお店がたくさんある
・未経験からでも応募できる
飲食店と同じく店舗はたくさんあるため、ベストな勤務地を探せる可能性が高いです。
また、パート雇用による勤務であっても売上目標があることも多いため、数字に拘る仕事ができる方が向いている仕事ともいえるでしょう。
子育て中のママにおすすめの仕事5：ラウンダー
最近、子育て中のママに人気の仕事が「ラウンダー」です。
ラウンダーは百貨店、スーパー、ドラッグストアなどの店舗を巡回して、新商品がある場合はスタッフに対して販促をする仕事です。
また、ポップなどの販促物の設置や、商品陳列の手伝いも仕事の１つです。
上記以外の特徴も確認してみましょう。
・主婦ならではの視点、経験が活かせる
・比較的早めに業務に慣れやすい
・シフト勤務の場合が多く、勤務時間の調整がしやすい
・未経験でもチャレンジしやすい
ラウンダーとしてお店に紹介する商品は、化粧品や食品などママに馴染みのある商品が多く、主婦の視点を活かせます。
また、勤務時間の調整がしやすい職場が多いため、子育てとの両立が必要なママにとっては、メリットの多い仕事といえるでしょう。