希望をする職場に採用されるには、自分を採用するメリットをアピールする必要があります。
その際に、アピールする武器となるのが「資格」です。
資格があることで、採用する側も採用した人がどのように貢献してくれるかイメージがしやすくなります。
そこで今回は、ワーキングマザーの就職活動に役立つ資格の選び方、資格のアピール方法、おすすめの資格3つ、を紹介していきます。
資格はとても多種多様で、取得するために必要な費用や期間もバラバラなため「どの資格を選ぶべきかわからない」と悩んでしまうワーキングマザーの方も少なくないのではないでしょうか。
まず、ワーキングマザーが資格を選ぶときのポイントは、「実務」に直結する資格かチェックすることです。
そのうえで、以下の内容をできるだけ多く網羅した資格を選びましょう。
■資格を選ぶポイント
・通学や通信教育の必要性、必要な勉強時間
・取得費用と就職先の給与を比べた「費用対効果」
・資格を活かせる場所はどれぐらいあるか
資格を選ぶうえでの優先順位をつける参考にしてみてください。
取得をした資格のアピールの仕方に自信がないワーキングマザーの方もいるのではないでしょうか。
まず資格をアピールするときは、「できること」をしっかりと伝えることが大切です。
そのうえで、以下の履歴書と面接時のアピール方法を確認しましょう。
■履歴書に記載するポイント
・希望職種に関連が深い資格から順番に記載する
・略語ではなく正式名称を記載する
・取得年月日は西暦、和暦のいずれかで統一する
■面接時の資格のアピールポイント
・資格を取得した理由を明示する
・資格取得の勉強中にぶつかった壁やそれを乗り越えたエピソードを記入する
・資格を活かして応募企業で「できること」「やりたいこと」を具体的に伝える
取得した資格の内容はもちろん、家事と勉強の両立エピソードなども有効なアピールにつながります。
アピールできる内容をしっかりと整理するようにしましょう。
就職したい業種や職種が曖昧だったり、就職活動のタイミングがまだ先の場合、どの資格を取得するか迷うワーキングマザーの方もいるのではないでしょうか。
そこで、幅広い企業や仕事で役立つ汎用性の高い資格を3つ紹介します。
FP(ファイナンシャルプランナー)
FP(ファイナンシャルプランナー)はお金の専門家で、「ファイナンシャル・プランニング技能士」という国家資格となります。
資格は1〜3級まであり、試験内容は金融・不動産・保険・年金などの知識が問われます。
金融業界などを中心に転職に役立つほか、他の業界であっても事務職への就職には有利となることもあります。
また、就職に直接つながらなかった場合でも、保険の見直しや老後資金などの家計管理に役立つので、私生活でも役立つ資格といえるでしょう。
簿記
事務職に就職したい場合は、簿記系の資格が有利となります。
経理の応募条件には、「●●簿記●級以上」と指定されることも珍しくありません。
簿記系の資格のなかでは、日商簿記検定と全商簿記検定が代表的なものとなります。
特に、日商簿記検定2級以上の有資格者は、応募できる求人が増えるでしょう。
P検
P検(ICTプロフィシエンシー検定試験)は1〜5級に分かれている試験で「ICT活用スキル」を証明する資格です。
1級合格には、情報セキュリティや企業内ネットワークの構築といった専門知識が必要になります。
ただし3級を保持していれば、オフィスワークで最低限必要なPCスキルがある証明になります。
まずは、3級合格を目指してみてはいかがでしょうか。
就職を目指すワーキングマザーの方におすすめの資格と選び方を紹介してきました。
今すぐ就職をする気がないワーキングマザーの方も、どのような資格があるか知っておくとよいでしょう。
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