仕事を探している主婦の方のなかには、新しい職場での「服装」が気になる人も多いのではないでしょうか。
特に未経験の業種に就職する際は、職場にスムーズに馴染むためにも服装は重要なポイントの１つといえます。
そこで今回は、業界別の服装のポイント、おすすめコーデをご紹介します。
金融・保険・銀行・不動産・公務員
金融関係や公務員などの業界では、オフィスカジュアルが認められても、服装に関する細かなルールが設けられていることが多いです。
また、しっかりとした信頼性の高い印象を求められがちであるため、「知的」で「落ち着いている」イメージにつながるコーデがおすすめです。
しっかりとした印象の業界の鉄板コーデは、ブラウスとパンツの組み合わせです。
ブラウスは黒より柔らかくて女性らしい印象のネイビーで、腰回りはゆったりで裾にむかって細くなる「テーパードパンツ」の色をグレーに合わせれば、知的で落ち着いた雰囲気をつくれます。
会議や顧客訪問などオフィシャルな予定がある場合は、ジャケットとタイトスカートの組み合わせが定番です。
襟がないノーカラージャケットの方が「いかにも新人」といった雰囲気を払拭できることもありますが、職場によっては襟付きのテーラードジャケットが推奨されることもあるので、事前に確認しておきましょう。
また、タイトスカートを着用する際は、膝下の長さにするようにしましょう。
靴は、カジュアルすぎるスニーカーではなく、ヒールが低い靴や革製の「ペタンコ靴」が疲れにくいのでおすすめです。
メーカー・商社・サービス・小売り・教育
メーカーや商社といった業種でも、前項で紹介したコーデで問題はありません。
ただ、もう少しカジュアルな雰囲気の服装が許容される職場も多いので、大人の女性らしい「上品かつこなれた印象」のコーデもおすすめです。
例えば、カジュアルな印象があるニットのワンピースも、テーパードパンツが裾から少し見えるようにコーデすれば、上品さとこなれ感が上がります。
ただ、すべて同色のニットワンピースだとカジュアル過ぎる印象を与えてしまう恐れがありますので、白いシャツを重ね着するなどして落ち着いたイメージのバランスをとりましょう。
また、羽織るだけで印象を変えることのできるシャツワンピースも、一枚持っておくと重宝するでしょう。
ネイビーやグレーなどのシンプルで落ち着いた色がおすすめです。
白いインナーとの相性は抜群で、羽織るだけで簡単に清潔感のある大人な女性を印象付けられます。
しかし、体のシルエットがすっきりとし過ぎると「かっちりしすぎ」になりやすいため、フラットなパンプスを選ぶなどリラックス感や柔らかい雰囲気も加えてみましょう。
IT、マスコミ、アパレル、飲食
カジュアルな服装も許容されていることが多いのが、ITやマスコミ、アパレル業界です。
また飲食業や小売業などは、支給された服装で働くことが多いといえます。
比較的、自由な服装が許されるITやアパレル、飲食業などのコーデを考えるうえで大切なのは、オフィスカジュアルの最低限のポイントを押さえることです。
■オフィスカジュアルコーデで最低限守りたいポイント
・ベーシックカラーでまとめる
・ゆったりすぎるシルエットにしない
・派手過ぎる色にしない
・露出を控えめにする（肩下、膝下程度）
例えば、ロング丈のカーディガンはゆったり感が強すぎるので、職場に向かない可能性もあります。
全体的にリラックス感が強いと感じるときは、パンツを細身にするなど下半身をスッキリと見せるように意識しましょう。
ラウンダー
実際に店舗に伺い商品の陳列チェックなどを行う「ラウンダー」は、厳密な服装の決まりはないことが多いです。
ラウンダーの場合、陳列チェックなどをするため、動きやすく清潔感のある服装が望ましいといえます。
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