調剤薬局事務の「身だしなみ」について、就職活動前や勤務前に知っておきたいことはどのようなことでしょうか。
・面接時の身だしなみのマナー
・勤務中の身だしなみの決まり
本記事では、上記2つについて詳しくご紹介します。
調剤薬局事務の面接にふさわしい「身だしなみ」について見ていきましょう。
服装
面接では、部屋に入ってきた瞬間の第一印象がとても大切です。
面接の服装指定がない職場もありますが、スーツを着用するのが一般的です。
スーツを着用しない場合でも、ジーンズやTシャツのようなカジュアルな服装ではなく、無地の上下に黒や紺、グレーなどのベーシックな色合いのジャケットを羽織るなどして、よい印象を持たれるよう身だしなみを整えましょう。
その他の身だしなみ
服装のほかにも、髪型やメイク、ネイルなどを整えることも印象を左右する重要なポイントです。
顔の印象が明るく、はっきりと見えるように、髪が長い場合ひとつに束ねてまとめ、前髪は自然に横に流して額が見えるようにするとよいでしょう。
派手なメイクやネイル、ヘアカラーは避け、自然で清潔感のある身だしなみを心がけることが重要です。
調剤薬局事務では病院などの医療現場と同様に、白衣を着用して仕事をします。
一般的には白い白衣を着用する職場が多いようですが、白のほかにもピンクや青など、血液や体液といった汚れの付着がわかりやすいとされる色が採用されています。
薬局内では調剤薬局事務として働く人だけでなく、薬剤師も白衣を着用しており、それぞれ異なった服装のルールが定められています。
白衣の下で意識すること
調剤薬局事務の現場では勤務中に白衣を羽織るので、白衣の下に何を着用してもよいと考えてしまう方もいるかもしれません。
しかし、生地の素材や形、光の加減によっては、着用しているトップスの色や柄が透けて見えてしまう場合があります。
目立つような柄やロゴ、キャラクターなどがプリントされていない、無地やシンプルな柄の衣服を着用するのが無難です。
ボトムスは、デニムやコーデュロイのようなカジュアルな素材ではなく、フォーマル感はあれども動きやすい綿素材のパンツがおすすめです。
受付業務を担当する調剤薬局事務は、服装だけでなく髪型や化粧も目につきやすい職業です。
印象のよい身だしなみを心がけることは、マナーとしてだけでなく良好なコミュニケーションを築くうえで、また薬局の評判や印象を左右することもある重要な要素といえます。
どんなに対応がよくても職場にそぐわない髪型や化粧では、患者さんに不信感を与えかねません。
以下では、調剤薬局事務の仕事中に髪型・化粧において気をつけることをご紹介します。
髪型のポイント
髪型に関する厳密な規定がないことがほとんどですが、髪が長い場合はすっきり一つに結わえて、短髪でも顔にかからないよう前髪を分けたり、もしくは耳にかけたりして清潔感のあるヘアスタイルを保つことが大切です。
髪色は派手すぎる色ではない軽いカラーリングなら認められているところが多いようです。
化粧のポイント
化粧も服装や髪型と同じように、清潔感を感じさせるナチュラルメイクを心がけることが大事です。
派手な赤・ピンクのような色合いのリップは避け、健康的な淡いピンクベージュやオレンジなどの色を選びましょう。
アイシャドウやまつ毛のエクステ、マスカラなどアイメイクも、不自然な印象を与えないためにも、濃くなりすぎないように気をつける必要があります。
ネイルのマナーは職場によって異なりますが、調剤薬局事務ではパソコン作業や薬剤を扱うことが多いため、長い爪だと業務に支障をきたしたり、薬剤の包装を破ってしまったりする恐れが生じます。
清潔感が大切な医療現場にふさわしく、爪は短く切り派手な装飾のあるネイルは避けた方がよいでしょう。
ネイルが禁止でない場合でも、薬局の顔としての意識を持ち、不快な気持ちを抱かせない常識の範囲を心がけてください。
調剤薬局事務を目指す方が知っておきたい「身だしなみ」について紹介してきました。
面接時の服装は指定がないことが多いですが、念のためスーツやジャケットは1つ持っておくとよいでしょう。
また勤務中の身だしなみについては、受付カウンターの外に出ることが多いので、トップスやボトムス以外にも、靴や靴下など足元の身だしなみにも注意を払う必要があります。
職場ごとの服装やメイクの規定を守りながら、清潔感のある健康的な印象を持たれる身だしなみを心がけましょう。
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