フィールドJOBサーチ|【小学生夏休みの自由研究】テーマやまとめ方でワーキングマザーが子供にできるアドバイス

小学生は夏休みになると、ドリルや絵日記、読書感想文などのほかに、自由研究の宿題があります。親子で協力が必要なこともあり、日々忙しいワーキングマザーにとって、どう進めていくべきか、時間をどう確保すればいいか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、子供が悩みやすい自由研究の宿題を行う際にできるアドバイスを紹介します。


夏休みの自由研究は親子の悩み?

夏休みの自由研究は、母親はもちろん、他の宿題で忙しい子供にとっても、時間の余裕がないことで、親子ともども悩みの種になっていることが多いようです。
またサポートはしたいけれど、親がどこまで手伝うべきか、どんなアドバイスをしたらいいのか、学校や地域、家庭によって取り組み方は異なっており、親子の協力が前提になることもあれば、親が手伝うべきでないという意見もあるため、何が正解か判断は難しいところです。

夏休み中のワーキングマザーは、昼食の用意などの手間が増えるため、普段以上に忙しくなり、負担が大きくなります。自由研究には子供の自主性や問題解決力、発想力を養う目的がありますが、親子で負担を感じることなく、楽しみながら進めていくことが一番大切です。

テーマが決まらないお子さんへのアドバイス

子供が自由研究のテーマをなかなか決められない場合には、親がヒントを出してあげることが重要です。自由研究のやり方には、工作や実験・観察、調査などがあり、子供が得意とする方法で研究を行っていくことがベストでしょう。
一般的に小学校低学年では次の点に着目して自由研究のテーマを選ぶのがおすすめです。

自分が夢中になれるもの
普段から興味を持っているトピックや趣味、スポーツなど、子供自身が夢中になれる題材を選ぶとよいでしょう。自分が興味や関心を持っていることであれば、やる気や好奇心が自然と湧いてくるので、楽しく進めることができ、より上達するきっかけにもなります。

学校で勉強した内容を掘り下げる
特に夢中になっているトピックがない場合には、学校で勉強した内容のなかで、関心や疑問が湧いた題材を掘り下げて研究するのもひとつの手です。教科書で学習した範囲をめくってみて、研究してみたい内容がないかどうか、確認しましょう。

日常で気になっていること
日常で気になっていることや普段の生活で目にすること、やってみたいと思っていたことからテーマを選ぶことも1つの方法です。身近なことでも研究の題材になり、知っているようでも知らなかったことが気づきとなることを伝えながら、取り組みましょう。

自由研究のまとめ方についてのアドバイス

自由研究のまとめ方で悩んでいる低学年のお子さんには、まずはこの自由研究の目的をしっかり考えてもらうことが大切です。最も伝えたいことをはっきりさせて、研究の結果を見る人に伝えようとする意識を持ってまとめるようにアドバイスするとよいでしょう。
学校からの指定がない場合には、見る人に十分に研究が伝わるように、画用紙数枚の量を目安に短時間でまとめるようにします。同じ研究題材でも、まとめ方が異なると、伝わり方は全く違ってくるので、研究段階で最終的なまとめのイメージを持ちながら進めていくと、スムーズにまとめていけるはずです。低学年ではあまり難しく考えずに、観察したものを絵にしたものや、簡単な見出しをつけるだけで十分といえます。短時間でできる範囲で、自由研究の楽しさや達成感を味わえるようにすることが重要です。

まとめ

ワーキングマザーもお子さんも、なかなか時間が取りにくい夏休み期間ですが、興味が湧く題材を選んで、気負い過ぎずに自由研究を楽しめるように後押ししてあげたいものです。