フィールドJOBサーチ|派遣先との顔合わせの流れと目的

派遣会社に登録をして派遣先が決まったら、これから派遣先で一緒に働く方と顔合わせを行うことがあります。
初めて派遣社員として働く人の場合、不安に感じてしまう人もいるかもしれません。
今回は、派遣先との顔合わせについてご紹介します。

派遣先との顔合わせの流れ

派遣先との顔合わせをする際には、事前に派遣元の営業担当者と打ち合わせをすることが多いです。
打ち合わせの予定時間よりも、30分から1時間程度前に派遣元の営業担当者と待ち合わせをします。
打ち合わせはカフェなどで行うことが多いです。
顔合わせについての説明や、顔合わせで想定される質問などについてアドバイスをしてくれます。

顔合わせに関して分からないことなどがあれば、このときに質問して不安を払拭しておきましょう。
開始の時間が近づくと、営業担当者と一緒に派遣先の会社に向かいます。
派遣先の担当者と対面したら、最初にあいさつをした後に派遣元の営業担当者が履歴書を手渡します。

自己紹介を行ってから、勤務時間や業務開始までのスケジュールなどを説明されるのが顔合わせの一般的な流れです。

派遣先企業によっては、最後に職場見学を実施する場合もあります。
自己紹介では、主に職務経歴について話しておきましょう。
これまで経験した業務の内容のほか、スキルの程度などについて詳しく聞かれる場合もあります。

聞かれたことにははっきりとポジティブな態度で答えることが大切です。
また、職場環境や労働条件などに関することなど疑問点があれば、きちんと質問しておきましょう。

派遣の顔合わせの意味や目的とは

派遣先企業にとっては直接雇用ではないものの、職場で一緒に働く仲間が新たに加わることになります。
派遣の顔合わせは、初出勤の前に一度実際に対面して話をしておこうという意味合いが強いです。
直接雇用の場合には、面接の際に対面しており労働条件の確認や職務経歴、スキルなどについても分かっているでしょう。
しかし、派遣の場合には派遣先との面接は行っていないため、お互いをあまり詳しく分かっていません。

顔合わせは、お互いに条件などを確認し合う場所です。
顔合わせをすることで、お互いに誤解のない状態にできるほか、勤務初日もスムーズに業務に就けるようになります。

基本的に面接に臨むときに近い意気込みで臨んで問題ありません。
服装も面接を受けるときのように清潔感のある服装で行くのが望ましいです。

ただし、面接と違って合否を確認する目的ではないという点に留意しておきましょう。
あくまで、今後一緒に仕事をするという想定で詳細を確認するのが目的です。

顔合わせと面接の違い

顔合わせと面接は、一見すると似ていますが、趣旨は全く異なるものです。
面接は、質問への回答内容や態度、立ちふるまいなどを判断材料として、採用・不採用を決定する目的で実施されます。
これに対して、顔合わせは採用・不採用を決める目的はないという点が決定的に異なる点です。

紹介予定派遣以外では、派遣先が派遣労働者を特定する目的で事前面接を実施することは、労働者派遣法で禁止されています。

顔合わせは仕事を行っていくなかで、一緒に働く方や職場の雰囲気を知る場です。
就業後のイメージを沸かせるための、職場の人とのコミュニケーションを取る場という認識でもよいかもしれません。

採否に関係なくても、きちんと準備をした上で顔合わせに臨むのが望ましいです。

まとめ

今回は、派遣の顔合わせについてご紹介しました。
顔合わせは面接と違って採否を決めるものではなく、お互いに確認を行う目的で実施されます。
顔合わせの際には質問する内容などをあらかじめ考えておき、清潔感のある服装で臨むようにしましょう。