フィールドJOBサーチ|ワーキングマザーが直面する二人目の壁とは?退職や転職しなければいけないのかについて紹介

現在働いているワーキングマザーの方は「二人目の壁」について悩んだことがあるのではないでしょうか。
一人目の時に産休や育休を取得して、ブランクを取り戻すのに苦労したことを思うと二人目に踏み切れない方は多いようです。

今回は二人目の妊娠を考え、この先のキャリアプランを考え直したい方に向けて二人目の壁について紹介します。

二人目の壁とは

本項では二人目の壁とは何なのか正しく理解していない方に向けて、二人目の壁とは何かとどのような状態を指すのかについて紹介します。
二人目の壁とは、事情があり二人目のお子さんを授かることを躊躇してしまう状況を指します。
この何らかの事情とは主に以下の3つといわれています。

経済的事情
収入的にもう一人お子さんを育てていけるだけの世帯収入がないため、将来的設計に不安がある。

年齢的事情
年齢的にもう一人お子さんが産めるか不安であるため、二人目を授かることに不安があるほか、仕事をしながらもう一人育てることに体力面でも不安がある。

仕事の事情
仕事量やキャリアプランを考えて、二人目のお子さんのために現在の仕事を続けるべきか辞めるべきか悩み踏み切れない。

この中でも今回取り上げているワーキングマザーにとって、仕事の事情は大きな障壁となります。
なぜかというと、再び産休や育休を取得した際、復帰後に休暇取得前と比較して調子が戻らないなどの不安が伴うためです。
また、現在の仕事量であると家事や育児との両立が難しくなります。
そのため、妊娠発覚時に「仕事を辞めなければいけないのでは」と悩むことが理由としてあがります。

仕事の事情で二人目を生む際の選択肢@退職

二人目の壁の対処方法として、まず退職があります。
退職するメリットは、仕事に取られていた時間を家事・育児にあてられることです。
フルタイムで働いていた場合、1日8時間を仕事につかっていたのでその分を家事・育児に使えるので仕事との両立を考える必要がありません。
また、お子さんとの一緒にいる時間が増えるため、お子さんの成長をよりそばで見守れることもメリットです。

しかし、退職する分大きなデメリットとして世帯年収が大幅に減ってしまうことには注意が必要です。
例えば、今まで習慣化していた週に1回の外食を月に1回にするなど、家計費のやりくり
を考え直す必要があります。
自分が仕事をしないことで、お子さんの将来の学費が支払えるのかなどを計算したうえで退職を決めましょう。

仕事の事情で二人目を生む際の選択肢A転職

退職のほかに二人目の壁の対応策として転職があげられます。
具体的には、家事・育児と両立ができる会社に転職して、お子さんとの時間を増やせるメリットがあります。

時短勤務の仕事や派遣社員、パート・アルバイトのなどに変えることで実現可能です。
特に派遣社員の場合、正社員ほどの責任を負うことがないほか、派遣会社の福利厚生なども利用できるので転職におすすめです。

二人目のお子さんを考える場合、派遣社員ならば正社員同様に会社の制度として育休と産休も使えるので利用してみてはいかがでしょうか。
ただし育児休業の取得条件は、同一の派遣会社で継続して1年以上勤務していることが条件なので注意が必要です。

転職をするデメリットとしては、人間関係を一から構築していく必要があることに加え、転職前より収入が減ってしまうことが多いことが挙げられます。
転職する際は、自分にとって働きやすい条件か否かをよく判断してから行いましょう。

まとめ

二人目の壁について紹介し、対応策として転職と退職の二つの選択肢について紹介しました。
どちらの選択も一長一短ですが、退職をするためには旦那さんの収入や家計状況など条件がそろっていないと選択は難しいです。

そのため、まずは転職をして子供との時間を確保できる仕事に就いてみてはいかがでしょうか。
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