子どもとのお風呂は、親子でコミュニケーションを図れる貴重な時間です。
ただ楽しいだけではなく、お風呂に入りたがらなかったり、洗うのが大変な面もあります。
そこで今回は、子どもとのお風呂時間を充実した時間にするためにできる工夫について紹介していきます。
親子で一緒にお風呂に入る期間は、一般的には生後1カ月ごろから沐浴デビューをして、自立するのは10歳前後であることが多いです。女の子はもっと早いケースもあります。
ただ、特に幼い時期は「健康状態のチェック」や「スキンシップの場」として、子どもとお風呂に入る時間は貴重といえます。
また、仕事が忙しいワーキングマザーは、手っ取り早くシャワーのみで済ませてしまうことが多いかもしれませんが、なるべく入浴することをおすすめします。
入浴には、以下のようなメリットがあるといわれております。
・風邪を引きにくくなる
・良質な睡眠につながる
・疲労回復
・集中力、記憶力の向上
これらの効果は、子どもだけでなく大人であるワーキングマザーにも期待できるでしょう。
■子どもとのお風呂時間で感じること
子どもとお風呂に入ることで、嬉しさや楽しさを感じる瞬間はたくさんあります。
例えば、「子どもがお風呂を楽しんでいる姿を見たとき」「子どもの一日の話を聞くとき」「成長を感じられる瞬間」などを感じることができるでしょう。
子どもとのお風呂の時間を有意義にする工夫の1つが「お風呂遊び」です。
そしてお風呂遊びにはおもちゃが欠かせません。
以下では、おすすめのおもちゃを3つ紹介します。
■おすすめのおもちゃ1「幼児には大きめのおもちゃ」
0〜1歳の頃は、誤飲しないように大きめでカラフルなおもちゃを用意しましょう。
大きめのボールやバケツのほか、アヒルなどの動物のおもちゃもおすすめです。
■おすすめのおもちゃ2「指先で動かせるおもちゃ」
2〜3歳の子どもには、シンプルすぎるおもちゃよりも押すと音が出る仕組みのものなど、変化が分かりやすいおもちゃがおすすめです。
ただし、複雑すぎると使いこなせない可能性があるので、注意しましょう
■おすすめのおもちゃ3「知育を兼ねたおもちゃ」
4〜5歳になると、少し複雑な仕掛けのおもちゃや文字や数字をつかったパズルなどの好奇心をくすぐるようなおもちゃを用意してあげましょう。
難易度や複雑さを理解できる程度は子どもによって異なるので、購入する時点で一緒に選ぶようにしましょう。
子どもと一緒にお風呂を楽しむために、家庭ごとにそれぞれ工夫がされています。
以下は、その一例となります。
・お風呂に入るテーマソングを決めて、子どもの心の準備を促す
・電車ごっこをして一緒に洗面所まで行く
・子どもがお風呂を嫌がったときの最終手段として泡風呂を用意する
・牛乳パックの船をつくって湯船に浮かべる
・ぐずったとき用にシャボン玉を常備している