フィールドJOBサーチ|派遣のスキルチェックで問われる内容と対策方法。できなかった場合でも大丈夫?

派遣登録の際、会社によってはスキルチェックが行われることがあります。
スキルチェックというと、「勉強が必要では?」「難しそう」と思うかもしれません。結果によっては、登録や仕事の紹介に影響するのではないかと不安に感じることもあるでしょう。
今回は、スキルチェックの出題される内容や対策方法、できなかった場合でも心配はないかを紹介します。

派遣登録時のスキルチェックとは?

スキルチェックとは、派遣社員として仕事をするうえで必要なスキルのレベルを確認する簡単なテストです。
スキルチェックを実施する目的は、スタッフのスキルや強みを把握するためであり、実務経験や資格の有無、適性などとともに、派遣会社が仕事を紹介する際の判断材料として活用することがあります。

大手派遣会社の多くはスキルチェックを実施していますが、中小の派遣会社では実施しない場合もあるようです。また希望する職種によっては、専門スキルに関するスキルチェックを行うこともあります。

スキルチェックで出題される内容と対策方法

スキルチェックで出題される内容とその対策方法を項目ごとに紹介します。

タイピング
タイピングテストでは、日本語の文字入力とテンキー(数字)入力のテストが行われます。
入力の速さはもちろん、正確さも重要で、入力ミスが多いとその分点数は差し引かれます。
1分間に60文字を入力できれば、実務レベルとされており、タイピングに自信のない方は、無料の練習サイトなどで練習するとよいでしょう。

Excel(エクセル)
行や列の挿入、セルの結合、表やグラフの作成、色の変更や網掛け、四則計算、合計や平均といった基本的な関数、簡単な表やグラフの作成など、初級〜中級レベルの問題が出題されます。
無料でExcelが学べるサイトやYouTube、書籍などを参考に、自分でも操作しながら勉強すると身につきやすいです。

Word(ワード)
WordはExcelほど利用頻度が多くないため、比較的簡単な初級の問題が出題される傾向にあります。
文字フォントやサイズの変更、印刷設定など、基本的な文書作成ができれば、十分といえるでしょう。WordもExcelと同様に、ネットや書籍を利用して習得できます。

ビジネスマナー/一般教養
一般常識では、漢字の読み書きや四則演算などの計算問題、時事問題など、易しいレベルの問題が出題されます。
ビジネスマナーの出題内容は、敬語の使い方や電話応対の方法、ビジネス文書の書き方などが挙げられます。
ビジネスマナーや一般教養に関しては、YouTubeやWebサイト、対策本などで簡単におさらいするのがおすすめです。

スキルチェックができなくても、何度も受け直せる!

仮にスキルチェックがよい結果でなかったとしても、派遣登録を断られることはほとんどありません。
結果に満足いかず、もう一度受け直すことは可能ですが、知識や技術があやふやな状態よりも、実務経験を積んで、資格の勉強などを行ってから再挑戦するのがおすすめです。
OAスキルやビジネスマナーは、多くの人が実務経験を積むなかでスキルや知識が向上します。まずは自分に合った仕事の紹介を受け、実務経験を積みながら、少しずつレベルアップすれば問題ありません。

まとめ

派遣のスキルチェックはそれほど堅苦しいものではなく、現在のスキルや知識のレベルを確認する作業です。
スキルチェックの結果や資格よりも、実務能力が評価対象になる傾向にあります。あまり難しく考えずに、ネットや書籍などをうまく活用して、落ち着いてスキルチェックに臨みましょう。